『ルート検討』 『出発日決まる』

旅資金と円高

2007.09.09
8月中旬、それまで円安が続いていた為替市場で急激に円高が進行し、また世界同時株安をも引き起こしちょっとした恐慌の様相を呈した。 原因の一端として上げられているのがいわゆる「サブプライム問題」、低所得者向け住宅ローンの焦げ付きだと言われている。
そんな中、今回の円急騰については我が家でも対岸の火事では済まなかった。実はあわや旅行延期という目に遭いかけた。
旅の資金と帰国後の資金を外国為替証拠金取引(FX:フォーリン・エクスチェンジ)での資産運用−結果的には資産運用と言うには程遠かったわけだが!−を行っていた。
8月初旬までは、対円に対してユーロが日々史上最高値を更新するなど完全な円安進行を続けていたので多少の利益も出たりした。
がそれもつかの間、急激な下落により結構な損失を被ってしまった。これも欲に駆られリスク管理が甘かったのが原因。振り返れば、大切なお金を資産運用どころか丁半博打に近いギャンブルにつぎ込んでいた訳だ。嗚呼恐ろしや!
その後、残った資金を再計算し何とか−本当に何とか!−予定通り出発できそうだというで一安心。帰国後の資金は今回の痛手を糧に徹底的なリスク管理の下、「本当の」資産運用を行うことを誓うのでありました。
もう一点、この円安で痛手を被ったのがドル建てトラベラーズチェック。これ程までに円高ドル安になろうとは当然思いもしなかったので、ドルが高い時期にまとめて買ってしまっていた。
 
と、まあ危機はあったものの2008年1月中旬ブラジルから旅を始める予定にとりあえず変更なし。

inserted by FC2 system