『ケツハラセクシー』 『太陽は罪な奴』

ブラジル渡世術

2008.01.17
サン・ジョアン・デル・ヘイ、とても過ごしやすく治安も良く落ち着ける町だった。
 
そんな町を後にしベロ・オリゾンチまで3時間、そこから夜行バスに乗り換え12時間、ブラジルが誇る首都ブラジリアへ。
何もない荒野に5年で作り上げられた飛行機型の町。世界遺産にも登録されている。どうしてこの町が世界遺産になり得たのか少し疑問ではあるけども。
 
ブラジリアに着くや熱が出てしまう。
ヨメに薬を買って来てもらい少し休むと熱は下がったけどなぜだかけだるい。
そんな体を引きずってサン・ルイス行きの飛行機に乗った。とても快適。この距離をバスで移動するなんて今の僕には狂気の沙汰。
 
さてブラジルでの対人関係を円滑にする方法がある。もちろんポルトガル語なんて話せなくてもいい。
親指をビッとすればいいのだ。TVでヒーローがするようにビッと。
 
オーケーはもちろん、ありがとう、わかったよ、どういたしまして、やあやあ元気かい、ちょっとごめんよ、あらゆる場面で使われているようだ。
ビッとしてニコッとすればブラジルではまあやっていける。
逆にやってはいけないのは、人差し指と親指で円を作るオーケーのジェスチャー。これは相手を侮辱することになるらしい。だからこそ親指ビッが一般化しているんじゃないかと勝手に想像する。


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