『ブラジル渡世術』 『カルナバル』

太陽は罪な奴

2008.01.26
レンソイス・マラニャンセス国立公園では、雨期になって間もないということで水たまりが少なく残念ではあったけれど、 移動を続けてサルバドールという町にやって来た。
 
2月1日サン・パウロへのフライトまでの9日間、この旅始まって以来の長期滞在である。
 
町はその昔砂糖産業で栄え、その労働力としてアフリカから奴隷が運ばれ、その文化が長い時間をかけてこの地に融合し、 ブラジルでも一種独特の文化を持つに至ったようだ。そんなこの町はブラジル国内でも屈指の観光地であり活気に溢れている。 さらに1月31日から2月5日までのカーニバルを目当てに現在世界中から人が集まってきているため、さらに活気を増しているように見える。
 
世界遺産にも登録されている古都サルバドール、実は海もきれいなのだ。
ということで僕らは海水浴をしに海へ向かった。
ビーチはパラソルが所狭しと並び、売り子達が熱い砂浜の上でめいめいの品を売り歩いていた。
砂浜は本当に本当に熱い。裸足で歩こうものなら足の裏の皮がめくれ上がるんじゃないかというほど熱い。
 
そんなビーチにパラソルなしでいようものなら、あっという間に全身火傷だ。
結果的にはパラソルの下にいただけなのに火傷に近い日焼けをしてしまった。
眠り込んでる場合じゃなかった。もっと早く引き上げるべきだった。なんて後悔しても僕らの体は今悲鳴をあげている。
 
しばらくはあの昼間の殺人的直射日光の元に体を晒すのはやめようと思う。

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