『公園天国』 『バス・牛肉・ワイン』

パラグアイ名所

2008.02.10
パラグアイは見どころが余りない。
それもイグアスの滝を見た後なのでさらに魅力に欠ける国だ。
この後エンカルナシオンという街で世界遺産を見る予定はしているけど、実は余り期待していない。
 
そんなパラグアイで最も魅力あるものといえば、日本食かもしれない。
首都アスンシオンで宿を取ったのはその名も「ホテル内山田」。いつものような安宿に比べると少し値は張るが、とても快適。
日系人のご夫婦が経営するホテルで、プール、テニスコート、テレビも日本のチャンネルが見られ、バスタブあり(1泊目は無かったので2泊目は部屋を変えてもらった)、朝食は日本食バイキング、日本食レストランも併設されホテル内にいると海外に、それもパラグアイにいるなんてまったく忘れてしまう。 ブラジルでは米をよく食べた(with煮豆)。けれど、どれもパサパサでやっぱり少し物足りない。
サン・パウロなど日系人が多い街では日本食が食べられたが、少し値が張るしまだ日本を離れ日も経ってなかったので素通りしてきた。
日が経つにつれふっくらつやつや日本米が食べたくなる。さらに欲を言うと味噌汁があれば最高だ!
 
そして1ヶ月経ったパラグアイのホテル内山田の朝食バイキングで、卵かけご飯、さらにおかわりして味噌汁ぶっかけご飯、朝から腹一杯に日本食を堪能した。
タイミングが悪いことに、土曜にアスンシオンに到着してしまい店がまったく開いていない。(本当にまったく開いていないのだ!)だから節約して安い現地飯を食べることも出来ず、ホテル併設の高級な(と言っても円換算すればそうでもないけれど)日本食レストランに行かざるを得ない。うれしいような悲しいような。
 
ここホテル内山田で旅する日本人の老夫婦にお会いした。
彼らは定年退職後、移住地を探すため世界一周をしてスペインに魅せられ、今では半年スペインで残り半年を日本で暮らしておられる。そして2ヶ月ほどだが南米を廻って、またスペインへ戻るそうだ。
70歳も手前なのにあの行動力は何なんだろうか!?そんな生活と行動力に憧れるけれど、とてもじゃないが真似できないだろう・・・。素晴らしすぎる。

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