『出発直前のまた』

ボチボチ

2008.08.05
ペルーでの盗難で心が折れ、5月に一時帰国してからかれこれ3ヶ月が過ぎる。
その間、今後の旅の資金を補填するため毎日汗を流していたのです。 これまでデスクワークが主だった僕だけれど、今回は炎天下の下働いております。体に堪えます。
南米の楽しみの一つガラパゴスを目の前にした帰国だったけれど、戻って正解だったのかもしれない。 北京オリンピックを観戦できるし、旅資金が補填できたし、盗られたモノも補充できた。
 
さて、ボチボチと旅第二弾の幕開けである。
北京から始めるが、やっぱりオリンピックを見ずにはいられないでしょう。ということで、チケットを入手しなけりゃいけない。
でもこれが高い高い。中国本国での価格は安いようだけれど、オークションでは高騰中。特に日本戦などは易々と手が出ない。 そこで僕らがゲットしたチケットは、野球の3位決定戦。
まあ微妙である・・・。
今回の星野ジャパンは優勝候補だが、不謹慎ながら準決勝で負けてくれないかと密かに思っている。
後はマラソンの応援ならタダだろうから、日の丸を振りに行こうと思う。(日程の関係上男子マラソンだけ)
 
北京で盛り上がった後は、モンゴル、ロシアと進むが、このロシア、ビザの取得に一手間かかった。
色々調べた結果判ったのは、ロシアビザを取るためにはロシアの旅行社からのインビテーション(招待状)とバウチャー(宿泊予約確認書)が必要だということ。 (これらをビザサポートというらしい)
これらの最も簡単な取得方法は旅行会社でツアーを組んでもらうこと。けれど、当然高い。
自分でロシアのホテルを予約して、ビザサポート取得後、ホテルの予約をキャンセルするなんて荒技もあるみたいだ。 今の物価世界一だというモスクワ、とにかくホテル(安宿じゃないホテル)が高い。普通に200ドル以上する。
 
結局、僕らが取った方法は空バウチャー、要は嘘の宿泊予約を発行してくれるサイトで申し込んだ。
二人で55ドル。翌日メールで書類が送られてくる。意外とすんなりビザサポート取得。
ここで安心してはいけない。ビザを取るための書類が揃っただけで、まだビザは取れていないのだ。手間がかかるのです。
この書類を持ってロシア大使館へ行けば良いのだけれど、あいにく中部地方にはない。しかも郵送は不可。住んでいる場所によりさらに出費が嵩む。
しかたなくビザ取得代行をしている会社にお願いする。代行代が二人で10,500円。取得に3〜4週間。
空バウチャーで少し不安だったがつい先日、パスポートが帰ってきた。無事ビザも取れたようで一安心。
それにしても、なぜこうも面倒くさいんだ・・・ロシア。
 
とにかく、再出発まで10日だ。  
 
参考までに。
 『way to russia』 ロシアビザサポート(インビテーション・バウチャー)取得
 『Russian Travel Bureau』 ロシアビザ取得代行

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