『住む』

バレンシア生活

2009.03.09
バレンシアに滞在して早2ヶ月半が過ぎた。 その間、一生分のバエーリャ(paella)と一生分の生ハム(jamon)を食べた。おそらく。
 
今は月曜日から水曜日はスペイン語学校へ通い、金曜日は家庭教師にスペイン語を習っている。 さらに空いた時間、自習を、まあちょくちょくだがやっている。 結構スペイン語漬けなはずなのに、なかなか上達しない・・・。 それでも当初よりは上達してると信じたい。
動詞活用が49種類もあって名詞に性別があるスペイン語ってどんだけ効率の悪い言語なんだ! と最近ではスペイン人が頭悪いんじゃないかと思えてきた(八つ当たり)
 
今はもう観光へも行かず(行くところがもうあまり無い)、学校行くくらいで暇な時間も多く、ちょっとダメ人間になってきた。 学校以外はとても非生産的な生活である。
スペインであることをいいことにシエスタ(昼寝)し放題。
仕事でも出来るといいんだろうが、ここスペインでは失業率14%以上という日本がかわいく思えるほどの大不況。 当然ビザもない、異国の人間がそう簡単に仕事できるわけでもなく、無駄な時間を過ごしているんじゃないかと思えてきた。
 
この生活を続けるのもある意味辛いので、そろそろスペインでの生活も終わりにしようと思う。 生活者から旅人に戻ることにします。
 
学校も3月下旬に終わるし、スペイン三大祭りの「Las Fallas-サン・ホセの火祭り」も3月中旬に終わる。 そうしたらここを離れることにする。どこへ行くかは検討中(ほぼ決まったけれど)。
 
火祭りの本番は12日からということだが、バレンシアっ子はすでに3月初めからお祭り気分。 連日爆竹の音が響いている。
今からこの調子だということは、本番はえらいことになるんじゃないだろうか。楽しみだ。
 
余談だが、なぜかバレンシアでは花火がよく上がる。二週間に一回くらいは上がってるんじゃないだろうか。 クリスマスや新年、今の祭り期間ならばわかるが、何のお祝いだかわからない日でも上がるのだ。 きっとバレンシア人は花火が好きなんだろうね。
 
スペインを立つまでの残り数週間、まだ見ていない闘牛やらフラメンコ、そして火祭り、目一杯楽しんでやります。 もちろん、スペイン語の勉強も・・・。

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